一音に命をかける

 2016-05-17
文楽のことばかり書いて、「jはもにか」はどこへいった?

DSCN1483.jpg



いえいえ、無関係ではないのです。

太夫の語りだしの声、三味線の一音、

これって、はもにかの音一発と同じやんか・・・

そう思っているのであります。


磨き、かけまっせ。


「練習時間がない」という、あなたへ

 2011-04-05
当ブログをご覧の方々、「読むだけ」の方から、
ごく親しい方で「いつも読んでるよ」とリアルで声を掛けてくださる方まで、
さまざまありまして、油断も隙もありません(笑


先日も、

「なんや、最近、料理の話ばっかりやな」


というご感想をいただきましたが、
きものは着ておりますし、はもにかは毎日吹いています。

けさも、ある女性、はもにかを吹く格好をしながら、

「やってますか?また吹いてほしいんですよ」



落ち着いたら、なんぼでも、吹かせていただきます。




ときどき、というか、よく、

「はもにかを練習する時間がとれない」

という声を聞きます。


いつも言っていることですが、この楽器に限っていえば、

「練習する時間がない」

ということは、まずはありません。



朝起きたら、みなさん、顔を洗いはりますでしょ?
トイレに行ったら、お尻、拭きはりますでしょ?

はもにかは、そのくらいのことで、吹き吸いできます。



わざわざ、とくに「練習」ではありません。
息をしている人なら、誰でもはもにかは、吹けます。


「吹き吸いするな!」と言われても、誰にも止められないものです。

つい、口に当ててしまっているものでしょう。


妹尾さん通信教育

 2011-01-29
昨夜の倉井夏樹&Nacomiさんのライブでも、MCで話題になっていましたが、
妹尾隆一郎さんのブルースハープ通信教育。

私もはもにかを始めて2年目、1996年当時、
まだ独り寂しく、誰も相談する人もない環境のなかで、
教則ビデオや市販教本に基づいてシコシコ練習していたころ、
勇んで受講生になったものです。


日本音楽アカデミーが主催していたもので(いまはこの講座はない)、
テキスト、模範演奏・カラオケを収めたカセットテープ、
それに4本のはもにかが教材として届きました。

自分で練習して、空のカセットテープに自分の演奏を録音して送ると、
添削してもらえるというものでした。

この通信教育で育った人たちは少なくないでしょう。


私は教本、模範演奏頼りに、せっせと練習はしましたが、
課題の演奏テープは、ついに一度も送りませんでした(笑


いまでもテキストだけ持っていて、久しぶりに出してみました。


通信講座 テキスト



受講期間は1年間だったと思いますが、
のちに妹尾さんの「ブルースハープトレーニングジム」で、
直接を教えを受けることになったとき、通信教育の話をしたら、

妹尾さんいわく、


「あれは本当は、10年分くらいの内容がある」

とのことでした。


受講料は無駄にはなっていないと思います。

「忙しい」とは

 2010-07-08
おとついの日記で

「忙中の忙、ブログの更新どころや、おまへん」

と書きましたが、まあ、これはウソです。

私がブログを書くのに使う時間は、
画像の処理なんか含めても5分か10分くらいです。

その時間がないはずはありません。


1日は24時間しかないし、ちゃんと睡眠をとり、
3食とももわが家でこしらえた食事で身体をつくる、
という基本は変わらないし、
1日に現実に片付けられる仕事の量は変わりません。


よく、「忙しくて、はもにかの練習ができません」という話を聞きます。


私は、「それは違うだろう」と思います。

忙しいからといって、人間はトイレにも行かないとか、
食事もしないとか、顔も洗わないとか、そんなことはないでしょう。
もしそうなら、病気や過労死の危険があるかも知れませんから、
楽器の練習以前に、仕事と生活のあり方を根本的に見直すことが必要でしょう。

練習をする人は、忙しかろうと何であろうと、
誰になんと言われようと、「練習をしてしまう」のであるし、
「好き」というのは、そういうことだろうと思います。


とくに、持ち運びの簡単なはもにかは、練習場所を選びません。
私は家では、ほぼ練習はしません。
全部、家から最寄り駅まで歩く途中とか、
仕事の移動中、信号待ちの交差点とか、
駅で電車を待つ時間とか、誰も他に乗っていないエレベータの中とか。


直接、楽器で音を出すだけでなく、
音源を聞いているとか、その楽器とその音楽の世界について考えているとか、
それも練習でしょう。

私も例によって、「へそくり音楽」ということで、
この2週間あまり、新たにレパートリーにする曲を、
じわじわ1曲仕上げました。

10穴ハモニカ反応さまざま

 2008-07-02
ことし、08年も半年を過ぎました。
上半期の「はもにか出前」も一段落。
今のところ、当面の「ご注文」はありません。

お座敷がかかれば、時間の許す限り出かけますが、
こちらから「御用聞き」はしないので、
まあ、こんなもんです。


ところで、もう3年前のことになりますが、
05年のFIHコンテスト(ブルース部門)の結果が出て、
翌日、東京・御茶ノ水である複音やクロマッチックのコンテストに、
前日のブルース部門の優勝者ということで、
ゲスト出演したときのことです。

会場のホールに着いて、
ブルース部門の吉祥寺のライブハウスとの違いに、まずびっくり。
なんだか、ピリピリして、「厳粛」なのであります。

出場者の出番の合間に客席に入って席についたところが、
隣にいるおじさまが、審査委員でもないのに、
プログラムの余白に、「リズム不十分」「抑揚なし」とか、
「自己採点」してはります。

な、なんや、
えらいところに来てしもたんとちゃうん?


やがて時間は過ぎて、ゲストタイム。

さて何を演奏すべきか。
なにしろ、私は吉祥寺では、バンドをバックにうたって吹いて。
「クロマチック」「複音」の会場には、バンドがあるはずもありません。

私は、コンテストでやった、「Blues With A Feelin’」を
神をも恐れずというか、吹き語りでやったのでありました。


一発目、トニックの音を出したとたんに、失笑が会場内に広がったのが、
ステージにいてさえ、わかりました。

1コーラス吹いて、唄。そこでまた失笑。

一曲吹き終えたときに、満席の会場から、
拍手をしてくれたのは、私の妻、ほか1名のみ。

「こんなものは、音楽の冒涜である」
――そんな空気を感じながら、ステージを降りました。



私は演奏前の「口上」で、こんなことを喋りました。


私は、京都生まれ・育ちで、大阪に住み、働いていますので、
関西弁しかしゃべれません。
ハモニカとブルースをやる前には、
クラシックと純邦楽――長唄や義太夫しか、聴きませんでした。
そうです、歌舞伎も大好きなんです。
10穴も、複音も、クロマチックも、楽器の種類やジャンルは違っても、
音楽は音楽やと思ってますので、
きょうは、この場で、ブルースをやらせていただきます。




これと、さしずめ「対極」ともいえる体験を、
はもにか出前で、あちこち出掛けたときにさせていただいています。

お年を召した女性が、一人吹きの「セントルイスブルース」を聞いて、

「昔、ダンスホールで踊ったよ。
 今でも若けりゃ、あんたのハーモニカで踊りたいよ」

そして、「私が生きているうちに、また聞かせてとくなはれ」
と声をかけていただけるときに、私は、
ハモニカやってて、よかったなと思うのです。


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プロフィール

こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。

▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006~
デュオ「こにしんぼ」などで神出鬼没。「出前はもにか」などで活動中

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