スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

Marine Band  マリンバンド 水没実験

 2010-04-09
今回ははもにかの話、楽器ネタです。

10穴はもにかには、内外のメーカがいろんな機種を製造・販売していますが、
メーンで使っているのは、独ホーナー社のMarine Band マリンバンドと、
それをベースに改造してもらった「小西式」です。

で、最近、マリンバンドの扱いについて質問を受ける機会がありましたもので、
自分なりの考えを改めて書いてみます。



Marine Bandは、
上(吹き)下(吸い)のリードプレートではさまれた部分(コム)が、
木製、つまり天然素材です。

マリンバンド1

はもにかは息を使ってリードを震わせて音を出すわけですが、
コムが木である以上、息に含まれた湿気、それに外気の温度や湿度との兼ね合いで、
演奏しているうちに、基本的には膨張・収縮という事態が付いて回ります。


私は15年ほど前にはじめてMarine Bandを買って吹き吸いしてみたら、
コムの仕切りの木が、手前に浮き出てくる(膨張)のに、びっくりしました。
だいたい、唇などに浮き出た木が当たって、痛いのなんの。
とくに、使用頻度の高い穴番号②~⑤あたりの仕切りの木だけが浮くのです。


で、こういう現象と、どう付き合うのか、当時、
いろいろ考えたのでした。
各種ある教則本にも、この件についての言及は、ほとんど皆無。

浮き出た部分を「削っている」という話も聞きましたが、
浮き出た部分は、時間が経つと、元通りに引っ込んで(収縮)しまったりします。
削ったところが引っ込むというのも困ったものです。

それで、かつて、「だいたい、水分を与えると、どれくらい浮いてくるねん?」
というのを実験したことがあり、極端な条件設定ということで、
はもにかを丸ごと水に漬けて様子をみるということをやりました。

それを先日、改めてやってみました。

いつもビアを飲んでいるコップにドボンの図。

水没


しばらく漬けて、引き上げて時間をおくと、浮いてきます、浮いてきます。

マリンバンド2


「浮き具合」は木の状態もあるので、楽器による個体差もありますが、
この実験例では、1ミリ~0・8ミリ浮いております。


このまま放置すると、やがて引っ込みますが、
収縮しすぎて、コムとリードプレートの間の隙間が拡がりすぎ、
息漏れで音の出が悪くなってしまいます。

  ※ちなみに、水に漬けてすぐのときは、膨張して気密性が高まり、
   非常に鳴りはいいです(笑


かつてはこういう「実験」をしたりしましたが、
やがて、買ってもすぐに本チャンでは使用せず、
慣らし吹き的に、全部の穴(10穴)に自分の息を通して、
木に湿気を与えて、いったん全部木を浮かせて(水没試験ほどは浮かない)、
それが引っ込んでから(つまり木の状態を安定させて)、
それから実戦で使うということを続けています。


改善?のために、木部をコーティングしたり(それでも、モノによっては浮いてくる)、
はたまた、プラスチック樹脂製や金属製のコムもありますし、
最近では膨張収縮の少ない竹をコムに採用したモデルも出ていますが、
私自身は、それなりに長い付き合いで慣れていることもあり、
この難儀な機種が、どうも好きなんであります。


コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://koniharp.blog118.fc2.com/tb.php/982-97385244
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。

▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006~
デュオ「こにしんぼ」などで神出鬼没。「出前はもにか」などで活動中

最近のライブ動画→クリック

☆ライブ・出演ご案内☆
決まり次第、ご案内いたします。

最近の記事
最近のコメント

カテゴリー
FC2カウンター

メールフォーム
ご感想・お問い合わせ、ライブ予約などお寄せ下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。