ベトナム・ラオスの旅余談(2)
2009-10-21
余談の続編。ベトナムで、ラオス郊外のレストランで昼食をとったときのこと。

レストランの1フロア貸し切り状態で、
ベトナム料理多種のコースでしたが、
ツアーメンバー一同で乾杯のあと、
ベトナムのミュージシャンがやってきて、
生演奏が始まりました。
女性ヴォーカル2人に、
1弦琴の男性と、ギターの男性のユニット。
1曲目はベトナムの民族音楽でしたが、
あとは、「北国の春」「赤とんぼ」「ふるさと」などなど、
日本語の歌詞&曲が続きました。

日本人観光客御用達のお店だと思いますが、
食事中、ずっと演奏が続きまして、
それはそれで、観光客相手の選曲ではあるんですが。

妻「一弦琴のお兄さんはイケメンだし、投げ銭、しますよ」
私「そうでんな」
私は、「向かって左のヴォーカルさんは、別嬪さんやなあ〜」と、
しみじみ思っていたので、ご祝儀を出すことにしました(笑)
だいぶ前に、旧ブログでも書きましたが、
音楽の上手い、下手はどこで決まるか、ということに関わって、
大好きな大阪のプロ・ちんどん集団「東西屋/ちんどん通信社」の社長、
林幸治郎さんの著書『チンドン屋!幸治郎』(新宿書房 06年1月発行)
に紹介されていたお話。
林さんのトランペットの師匠の台詞として紹介されてありました。
「ラッパの上手下手というのはなあ、
そこにおるお客の知ってる曲をやれば上手で、
知らん曲をやったら下手と言われる。
それだけのこっちゃ」
これは、やっぱり真理やと思いまっせ。
私は、なんといっても黒人ブルースが好きで、
はもにかを通してブルースを演奏していますけれども、
一歩、広い世間に出てみたら、「はもにか」も「ブルース」も、
「何それ?」
ということはあるわけで。
もちろん、ブルース大好き人間同士で楽しむのも好きです。
同時に、リトル・ウォルターにしろ、サニー・ボーイにしろ、
路上で演奏して日銭を稼ぐためには、
いわゆるブルースだけでなく、行きずりの人たちのリクエストに応えて、
なんでも演奏していたという証言もあるほどです。
さて、イケメンではない私は、
広い世間でどんなはもにかを吹いていくか。
