笛とろうそくの火
2009-10-18
ろうそくの火は、いかに暗いか。
昨夜は夫婦で、地元にある骨董「福嶋屋」さんで開かれた、
第4回サロンコンサートに行ってきました。
福嶋屋さんには「きもの倶楽部」で、私自身演奏さしていただいたり、
9月末にはクロマチックハーモニカの木谷悦子さんのコンサートで、
お邪魔しました。
サロンコンサートはそれとは別に、毎年開かれているもので、
演奏会場は古い商家である福嶋屋さんの離れ座敷。
「きもの倶楽部」ではいつも昼で、夜の離れは初めてです。

足元の照明は、竹筒の中のろうそくの火

今回のコンサートは「秋をうたう笛の夕べ」として、
野中久美子さん(能管)、松尾慧さん(横笛・語り)の出演。
最初は野中さんによる、能管の古典独奏曲「平調音取(ひょうじょうねとり)」。
このときは離れの中の電気照明はすべて消して、
燭台が2本だけを光源にして演奏開始。
テレビの時代劇なんかでろうそくが灯っているシーンは、
実は明るすぎて、ウソ(笑)だということがよくわかりました。
奏者の姿がぼんやり黒く認められるだけ。
その空間から、能管の音が生まれてきます。
ところが不思議、1曲が終わるころには、
かなりはっきり、奏者や背後の床の間なども見えてきています。
人間の目の方が慣れてくるんですな。
そのあと続く演奏は、燭台に加えて、
室内に最小限の白熱球の光を少し足して進行しました。

演奏会のテーマは「シルクロードへの郷愁」とて、
正倉院の時代からの笛のこと、大陸との関係などの解説もあり、
笛は神的なものや「異界」とをとりもつ楽器である、
というお話もありました。
夜の闇や、光の有難さ、その中での音世界に対して、
電気のなかった時代の人たちのほうが、
実は敏感だったのかも知れません。
第4回サロンコンサートに行ってきました。
福嶋屋さんには「きもの倶楽部」で、私自身演奏さしていただいたり、
9月末にはクロマチックハーモニカの木谷悦子さんのコンサートで、
お邪魔しました。
サロンコンサートはそれとは別に、毎年開かれているもので、
演奏会場は古い商家である福嶋屋さんの離れ座敷。
「きもの倶楽部」ではいつも昼で、夜の離れは初めてです。

足元の照明は、竹筒の中のろうそくの火

今回のコンサートは「秋をうたう笛の夕べ」として、
野中久美子さん(能管)、松尾慧さん(横笛・語り)の出演。
最初は野中さんによる、能管の古典独奏曲「平調音取(ひょうじょうねとり)」。
このときは離れの中の電気照明はすべて消して、
燭台が2本だけを光源にして演奏開始。
テレビの時代劇なんかでろうそくが灯っているシーンは、
実は明るすぎて、ウソ(笑)だということがよくわかりました。
奏者の姿がぼんやり黒く認められるだけ。
その空間から、能管の音が生まれてきます。
ところが不思議、1曲が終わるころには、
かなりはっきり、奏者や背後の床の間なども見えてきています。
人間の目の方が慣れてくるんですな。
そのあと続く演奏は、燭台に加えて、
室内に最小限の白熱球の光を少し足して進行しました。

演奏会のテーマは「シルクロードへの郷愁」とて、
正倉院の時代からの笛のこと、大陸との関係などの解説もあり、
笛は神的なものや「異界」とをとりもつ楽器である、
というお話もありました。
夜の闇や、光の有難さ、その中での音世界に対して、
電気のなかった時代の人たちのほうが、
実は敏感だったのかも知れません。
