真冬の小千谷縮

 2009-01-22
目下、「真冬」でありますが、
この夏に着るきものの話。

うちの妻に言わせれば、「究極のいらちのやること」だそうですが、

昨年末、反物を選んで仕立てていただいた小千谷縮が出来上がり、
きょう、引き取りに行って来ました。

梅田にある「きものサロン凛」さんでお願いていたものです。
http://www.salon-rin.com/


小千谷縮

ディスプレイ上では、完全に色は再現できていませんが。
遠目には無地に見える、細かい微塵格子です。


ぼちぼち「きもの暮らし」を始めて、
そのうち、「せっせ」と着るようになってほぼ1年。
なんとか通年で着るものはこれで全部揃いました。

「きもの暮らし」をするようになって、
季節の移り変わり(ヒートアイランド現象など含め)のことを、
いままでとは違って感じるようになりました。

真冬に夏支度というのは、一見、季節外れかも知れませんが、
この小千谷縮を着る日まで、
元気に過ごして、夏の日差しを迎えうつのを、
今から楽しみにしていたいと思います(時限爆弾を仕掛ける感じ・笑)。


1年間、あちこちのきもの屋さんでお世話になってきました。

船場の居内商店さん――伊勢木綿
高松の馬場呉服店(kimono gallery 晏さん)――保多織
宮崎の「染織こだま」さん――久留米絣
西宮の「染織工房 勝部」さん――草木染めの木綿羽織

今回の「きものサロン凛」さんで、ともかく、
私がピンと来るお店には、ひととおりお世話になった形です。
(お店としては、まだあと少し残っていますが)


いずれもお店の方にお目にかかって、
いろいろ教えていただき、
私の身の丈(お値段も含め)に合ったきものと、
めぐり合わせてくださったお店です。
いずれもとても頼りにさせていただいています。


私自身は、「比較的お手ごろ」とされる木綿のきものでも、
誂えるには、それなりの勇気(経済的に)が必要で、
欲しいなと思うものをすべて手に入れることができるわけではありません。

自分1人が買い求めるきものの数には限度はあっても、
これから自分がきものを着続けることで、
新たに「これから自分も着てみたい」という方に出会うことが必ずあると思います。

そういうときに、あちこちお世話になってみたことで、
自分が、「さらにその次」のきものをこしらえるだけでなく、
そういう皆さんに、「それならこういうお店がありますよ」と、
ささやかなご縁ながら、いろんな情報提供もできると思っています。

一人が着ることで、人から人へ、少しでも広がるといいなと思います。

コメント
>謙ちゃんさん

妻は小千谷は一着持っていますが、
私はなかったので、「格差解消」で、
そのうちつくることにしていました。

産地では、ちょうどいまごろ、
ことしの柄が織られていっているという話を聞きましたが、
うちは毎年のように次から次へ
「ことしの小千谷」をそろえるわけにはまいりません(笑

去年、秋冬に着ような久留米を
「こだま」さんでこしらえたのも真夏。
一着一着が貴重なので、着る日を楽しみに待つなど、
せめて何通りにも一着を楽しんでいるようなことです。

【2009/01/23 06:26】 | こにし #- | [edit]
お〜、やってますね。

真冬に夏の着物を受け取り、来る日々を待つ。

これも一興かと。

こにさん、粋だねぇ〜!
【2009/01/22 23:47】 | 謙ちゃん #- | [edit]












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プロフィール

こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。



▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006〜
ブルースデュオ「こにしんぼ」「出前はもにか」などで活動中


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