肩こりと帯結び

 2008-11-08
NHKの教育テレビ「名医にQ」で、
「肩こり・肩の痛みを徹底解消・あなたの肩の痛みをチェック」
というのをやっていました。

「五十肩」の特徴、現象
肩こりが起こるメカニズムとか、
対処・治療法などを紹介していました。


「後ろに手がいかない」という人のインタビューもありましたが、


私は、健康のためにも、きものを着て、
帯を背中で結ぶ、ということをやってはどうかと、
半ば本気で思っています。

角帯



(つづき)


着付けの本を見ると、男の帯結びで、
前で結んで、結び目の形をつくってから、
後ろに回して完成、という解説がよくあります。


目指す帯結びができさえすれば、
前で結んで後ろへ回そうが、
最初から後ろで結ぼうが、
各人がやりやすい方法でやればいいと思います。

私自身は、最初から後ろで結んでいます。


前で結んで、「しかる後に」後ろに回すという、
「しかる後に」という手続きがひと手間面倒なのと、
「いきおい」が殺がれるような気がするからです。

「きもの暮らし」を始めた一時期は、前で結んでいましたが、
平日も帰宅後に家で着るようになってからは、
後ろで結ぶ練習をして今日に至る。

最初から後ろ手でに結ぶのは、
背中のことであり、自分の目で見て確認できないのですが、
帯を結ぶというのは、基本的には、
自分の手の長さや、その動作の範囲内のこと。

人間としての自然(身体)、つまり身の丈に合ったものではないかと。


ずっと着続けていれば、この先、歳をとってからも、
やっていけるし、身体にもいいのではないか。
ともかく、やれるところまではやっていこうと。

この夏、生まれて始めて、ひんぱんに、
「夏にきもの」というのをやってみました。

「非きもの人」の方たちから、
「暑くないですか?」と聞かれることが多かったですが、
着てしまえば、洋服でいるのと、そんなに変わらないか、
衿や袖が開放されていることや、股間・太ももが楽なことで、
むしろ楽なくらいでした。

一番汗をかいたのは、着付けのとき、とくに帯を結ぶときで、
それは逆に、帯を後ろ手に結ぶ動作が、
「けっこうな運動」になっている証ではないかと思いました。


男性よりも相対的に複雑な、女性のお太鼓などで、
さしあたり「後ろで結べないから着るのを諦める」、というのは、
いかにも、もったいない話なので、
前結び・後ろ回しで、どんどん着ていただきたいと思いますが、


できることなら、健康のために、
後ろ結びはいかがでしょうか。



コメント
>オムTさん

私は最初、中学生のときに帯結びを教えてくれた祖父が、
後ろで結んでいて、そのように教えられ、
ブランクあってから再学習するときに、
前で結んで勝手をつかんでいました。
【2008/11/09 07:42】 | こにし #- | [edit]
私も前で結んでクルリですね。

後ろもしてみないといけませんね。
【2008/11/09 00:32】 | オムT #- | [edit]
>アドさん

桃山時代とか、女性も対丈ですね。

ことしの1月、
ファッションデザイナー専門学校の発表会を観に行って、
きものも、かなりありました。

みんな対丈でした。

モデルさんの着替えの段取りを考えたデザインだったのか、
はたまた、現代的なセンスでもって、
「これからのきもの」を表現したものか。

いずれにせよ、興味深いと思いました。

江戸時代とか、ある階層の女性たちは、お互い、
着せ合っていたのではなかろうか、
お姫さまなら召使いがいたとか、
ごく庶民が着るものが、そんなに難儀だったはずもなく、
もっと簡便にしていただろうし・・・

ひととおりに「定式化」されたのは、
むしろ、第二次大戦後かも知れないと思ったりします。

【2008/11/08 23:44】 | こにし #- | [edit]
私は桃山時代のような着物がよかったです。

今のような女性の帯は江戸時代に考えられたそうですが、こんなに長い帯をグルグルと体に巻き付けて、おまけに結んで畳んで背中にしょう。

毎日、着ていて慣れるのならいいのですが、週に1度着るか着ないかでは
なかなか上手には結べません。

あれはチンチン電車を待っていた時です。
帯がほどけました。
ダラリの帯です。
背中で帯を押さえながら、半泣きで帰りました。

あれは文楽劇場でした。
着物を引っ張るつもりが、帯のたれを引っ張りました。
ダラリの帯になりました。
一緒にいた友達に直してもらいました。

共に今年の話です。

でも今は特訓のおかげで、まあまあ結べるようになりました。

ほんまに大変でした〜

手は背中で組むことができます。

【2008/11/08 23:26】 | アド #- | [edit]
>謙ちゃんさん

一時期、うちの奥さんが、
名古屋帯でまごまごしているのを横目で見ていて、
もともと実は「いらち」の私は、

「なにやっとんねん」

と思ったものですが…

実践あるのみ、ですねえ。
【2008/11/08 21:33】 | こにし #- | [edit]
とうとう出ましたね、後ろ結び。

ささっと後ろ手に結ぶ、格好いい〜!v-238

はいやりました、これが中々難しい。

何度もやっては失敗し諦めていたのですが、

Mixiの日記にも書いたとおり名古屋帯をおふざけでやったところ、

難しいのなんのって・・・(笑

男帯なんて簡単やんかと思いました〜

でも未だに前で結んでクルッですわ。アハハ〜
【2008/11/08 21:26】 | 謙ちゃん #- | [edit]












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プロフィール

こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。



▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006〜
ブルースデュオ「こにしんぼ」「出前はもにか」などで活動中


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