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「ごちそうさん」と「防空法」

 2014-03-07
NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」。
「朝ドラ」ですが、私はいつも録画して夜に見ています。

第1回目の放送で、空襲で焼け野原となった大阪の街で、
め以子が炊き出しをしている場面(遠くに大阪城)が、
ほんの一瞬だけ映っていたのを覚えています。

ドラマの中で大阪大空襲が描かれると思っていましたが、
ちょうど、先週(第21週)から今週(第22週)にかけて、
第1次空襲(1945年3月13日~14日)でした。

3月4日(火)放送分、め以子が地下鉄に避難するシーン。
柵が閉まっているので、「開けて!」と訴えますが、
かたくなに拒否する係員が口にしたのは、

「防空法違反や」

の言葉でした。

「防空法」とは何か。その全容を解明した、
『検証 防空法―空襲下で禁じられた避難』
(水島朝穂・大前治著 法律文化社 2014年2月10日初版1刷)を、
ちょうど読んだところでした。


防空法本



同書によると「防空法」は1937年に可決・成立し、
その後2度の改定(1941年、1943年)を経て、
「都市からの退去禁止」「空襲時の応急消化義務」が追加され、
隣組組織とその活動(消火訓練など)を通じて、
国民に「逃げるな、火を消せ」と強制しました。

空襲に備えて消火訓練を指導していた悠太郎が逮捕されたのも、
空襲のときには「逃げろ」と説明したことが、
「防空法」に違反したからです(第21週)。

同書P148~152には、「防空法(防空法制)」の下で、
空襲時に地下鉄駅への避難が禁止された問題が記されています。

一般市民を避難させれば、「防空法違反」になるわけですが、
「ごちそうさん」では地下鉄係員は、め以子の気迫に負けてカギを開けます。

(放送を見て、「これはドラマやからかな?」と感じたのですが、
「地下鉄に助けられた」という空襲体験者の証言も残されているようで、
折をみて調べてみたいと思います)

やむにやまれず、地下鉄施設に市民を避難させたことを、
簡単に「美談」とはいえないほど、
戦時下の国民をあまりにも過酷な状態に置いたのが「防空法(防空法制)」です。


「検証 防空法」→アマゾン


コメント
このコメントは管理者の承認待ちです
【2014/03/11 00:32】 | # | [edit]
右京さん。

同書にも言及がありますが、
ナチス・ドイツによるロンドン空襲などで、
イギリス政府は日本とは真逆の対応だったようです。

なお、このテの本ということでいえば、
筆者が命を削って書いていることを思えば、
はもにか1本分以下というのは、
実はあまりにも安い値段だと私は思います。

【2014/03/07 22:33】 | こにし #- | [edit]
他国ではどうやったんでしょね?
それにしてもこのテの本もうチョイ安うないと困りますね。
【2014/03/07 20:26】 | 右京 #- | [edit]












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こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。

▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006~
デュオ「こにしんぼ」などで神出鬼没。「出前はもにか」などで活動中

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