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袴と口伝

 2012-12-13
この季節だから、というわけでもありませんが、
仕事、通勤の合間の気分転換に、この間手にしているのが、

『芸づくし忠臣蔵』(関容子著、文春文庫 2002年)

芸づくし忠臣蔵



ちょうど10年前に文庫版が出たときに求めて以来、
折に触れて読んでいる本です。


その中で四段目、塩冶判官切腹の場のところ、
七代目幸四郎が、この場で平伏している諸士について、

「お辞儀をしてお尻が立っていたら大笑い。
 背中が平らになるように袴の真ん中の割れ目へ
 下腹を入れないと、尻が上がって背中が丸くなる」(125ページ)

と語っているくだりに、尻、ならぬ、膝を、思わず打ってしまいました。



袴愛用の私。

「平伏」という体勢をとることは、ほぼないのですが、
唯一、奥様の方の墓参の折、お盆と正月は、本堂で、
作法どおりにお辞儀をするのに、立ったり座ったり。
座るたびに、事実上の「平伏」となります。

ここ数年、袴でその体勢をとると、どうもお尻が上ってしまって、
まあ、だれも私のことなんか見ていないわけですが、
それでも、自分自身は、


けったいな



感じがしていたのでありました。


で、上掲書の該当箇所を読んで、



なるほど



正座するにも、下腹が入るように、両の太ももはそろえず、
適度な間隔をつくると、ぴたっと、背中が平らになるのを、このほど発見。


こういうことは、「きもの本」には、まず言及がありませんで、
かえって歌舞伎の口伝で「なるほど」と得心がいきます。



これからは、なにかのときの口上でも、これでバッチリ。


口上


(写真は2009年の高槻ジャズストリート、野見神社能舞台での、
 はもにか独り吹きのさいの開演前口上の図 撮影=番頭玉三郎氏)


コメント
>番頭さん

おお、本行の通しは私はまだ観たことがありません。

同書は飽きのこない本。
それは著者の筆力もさることながら、
なんといっても「仮名手本」そのものの力でせう。

ぜひお楽しみを。

野見神社のころからは、私のお腹は引っ込んだと思います(笑

ただ、野見神社は天候が心配なのと、
あとは隣のグランドの音次第でんなあ~

【2012/12/14 21:37】 | こにし #- | [edit]
今年初めて文楽で「仮名手本忠臣蔵」の通し狂言をみて

ようやく大序から討ち入りまでの話が分かった者にとっては

良い本を紹介していただきました。

早速amazonにてポチります。


野見神社能舞台でのライブから早三年ですか?

こにさんのハモニカに合わせて外人の方が踊ってらっしゃったのが印象に残ってます。

焼鳥屋さんも呑みながら見れるので良いのですが、もう一度ここでやってほしいなぁ。
【2012/12/14 12:42】 | 番頭玉三郎 #- | [edit]












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プロフィール

こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。

▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006~
デュオ「こにしんぼ」などで神出鬼没。「出前はもにか」などで活動中

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