大阪人、東へ行く (1)
2012-08-29
休み明けで再び怒涛の日々が始まりました。26日から1泊2日の旅に出ましたが、
日ごろ始末をしているので、バチも当たりますまい。
さて、前半は一人旅です。
今回は、本も持たず、ボーっと過ごすことにする。
新大阪から「ひかり」の自由席に乗り、ビア1杯。
京都を過ぎて眠ってしまい、名古屋で目が覚め、車窓の景色を眺める。
静岡で下車し、早めの昼食のため、駅ビルの食堂街を観察。
寿司店で「お食事のあと ところてん付き」の表示。
静岡の食文化なのでしょう。
寿司は予算オーバーなので、別の店で「冷やしちゃんぽん」にする。
定員さんに注文して、約20時間ぶりで人間と会話。
みどりの窓口で在来線の切符を求める。
静岡から東海道本線を沼津へ。
そこから御殿場線経由で再び東海道本線の国府津に出て、
小田原まで戻るというもの。
もともと新幹線で小田原に行けば早いのですが、
急ぐ必要のない旅ですし、
目的地よりも、移動そのものを楽しむのが旅という発想も。
(かといって、私は「乗り鉄」ではありません)
東海道線ホームに入線したのは、沼津行き普通。
(私は「撮り鉄」でもありません)
3両編成です。東海道「本線」なのに、3両かと思う。
沼津まで55分。
比較的混んでいましたが、袴姿の私を敬遠してか、
隣に座る人は最後までなく、その分、快適(笑
民家のすぐ近くをすり抜けるように走る区間もあり、
干してある洗濯物が見えたりして、阪堺電車を思い出しました。
富士山は五合目あたりから上に雲がかかり、見えず残念。
沼津で御殿場線に乗り換え。2両編成のワンマンカー。
日差しがきついので、みなさんカーテンを閉めてしまい、
車窓の景色がまるで見えないので閉口。眠ってしまう。
御殿場で目が覚めましたが、富士行きの帰りか、
ハイカーが大挙乗車し、ラッシュアワーのような車内。
再び眠ってしまう。
沼津から約85分で国府津。
その間、1時間くらいは寝ていたでしょう。
家で昼寝をしているのと変わりませんね(笑)
国府津から東海道本線を小田原まで下る。
奥様は前日から神奈川県内で一泊の所用、
それを終えて小田原で待ち合わせて合流。
バスで芦ノ湖畔の箱根町に向かい、一泊。
翌朝、宿からやっと富士山が見えました。
(つづく)