きもの関係の方ですか?~男の普段きもの100問100答(2)

 2012-06-25
問(2) きもの関係の方ですか?

答(2) ただの勤め人です。

 きものを着ていると、問(1)のような、「何か、されているのですか」という質問とともに、別な問い掛けも、たまにあります。私はマンションに住んでいて、休みの日など、敷地内をきものでウロウロしています。前に、同じ棟に住んでいる方が、うちの奥様にこう尋ねたそうです。

 「お宅の旦那さんは、きもの屋さんにお勤めなんですね」

 誰かにどこかから見られているんですね。それも私に直接問うのではなく、奥様にお尋ねになるところが面白いなと思います、いえ、違うんです。ただの勤め人です。それでもそういう質問が出るのは、きもの――とくに男性のきもの姿が、すっかり珍しいものになってしまっているからでしょう。実際、私が住んでいる界隈で、普段にきものを着て歩いている男性は他に見かけませんし。きもの→きもの関連で働いている人(呉服店などの店員)というのは、問(1)で書いたように、「踊りの先生」「落語家」同様、精一杯の連想、推理かも知れません。

 ところが呉服屋さんで働いている人だからきものを着ているかというと、実は、そうでもなくて、むしろ着ている方が少ないのではないでしょうか。この件はすでにいろんなところで指摘されていることですね。

 「きものを着る人(買う人)が増えてほしいと思っているのに、きものを売る側の人間が、きものを着ていないで、どうするのか」ということで、きもの姿で通しているきもの屋さんの方もおられます。私がこの間、割とお世話になっているきもの屋さんも基本的に、みなさん、そういう方たちです。

 なにしろ、男のきもの姿は日ごろ目にする機会がありません。「自分も着てみたい」という人がいたとして、身近に手本というか、指南役がいないのが実際ではないでしょうか。そういうときに、お店の方が、すっと着こなしてはる姿を目にすることができるのは、「着てみたい人」にとっては、いいことだと私は思います。

 ただ、私自身にとっては、お店の方がきものを日ごろから着ているかどうかは、ある種、二次的な問題で、大事なことは、間違いのない品を、適正な価格で紹介し、提供してくれる、一言で言えば、信頼できるお店や定員さんかどうかということ。それゆえ二次的だと書いたのですが、そういうお店や店員さんほど、実はたいてい、きものを自然に着て接客してくださっているように思います(そんなにたくさんの呉服店、きもの屋さんの敷居をまたいだというわけではありませんけれど)。



きもの屋ではありません。自宅できものを整理の図


きもの部屋2



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【2012/06/26 06:05】
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プロフィール

こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。

▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006~
デュオ「こにしんぼ」などで神出鬼没。「出前はもにか」などで活動中

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