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民の「かまど」
2012-03-31
日々の台所仕事は真剣勝負です。なぜといって、その気になれば人を殺めることもできる包丁・刃物、
家も何もかも焼き払ってしまう火を使うわけですから。
きょうは、わが家のコンロを更新しました。
旧コンロは、奥様が20年前から使ってきた大阪ガスの品。
私がいまの家に暮らすようになってからでも、7年、一緒に働いてくれました。
火力調節機能だけのシンプルな「ザ・道具」といっていいコンロ。

先日来、左のコンロに鍋をかけると、
いささか傾いてしまうことに気付きまして、
よく観察すると、五徳が曲がっているのです。
五徳の付け根が腐食・劣化して、こんな状態に。
点検すると、2つのコンロに都合12個ある五徳の付け根が、
ほぼ同じ状態になってしまっていたのでした。

まず大阪ガスのお客様センタに、交換用の五徳があるか、問い合わせました。
分かったことは、部品の保存は10年間ということで、
このコンロはなにしろ20年前の品なので、もはや絶望的。
本体はまだまだ使えるのに…
次の方針は、五徳の根元を溶接なりで補強して、
当面使い続けるということ。
地元で知り合いの鉄工所の方に相談しましたが、
中途半端なことをすると、危険でもあり、やめておいたほうがいい、とのこと。
火を使っているときに五徳の付け根が完全に折れてしまったりすると、
大惨事にもつながりかねないので、「騙し騙し使う」という策はとらず、
即決、新しいコンロを導入することにしたのでした(物入りやなあ…)
値段と相談の上、わが家ではよく焼き魚をするので、
グリルは片面ではなく、上下焼きの機能は外せないということで、
パロマの製品を選択。
ネットでモノを買うことは私は滅多にないのですが、
今回、ヨドバシのサービスを利用して、即日配達で、
新しいコンロが届きました。

ガス管などをつなぎ変えて、さっそく設置。
これで明日も、無事、民のかまど。