「ハーモニカ屋台」と「はもにか出前」

 2011-06-21
前に、といっても10年前くらいのことですが、
心斎橋筋を歩いていたら、「大丸」のあたりで、
わさわさと人々が行き交う中で、一種異様な物体を目にしました。

店主が引っぱってラーメンを商う屋台のようなものに、
お札(ふだ)のような紙が、びっしりと貼り付けてあります。
一枚一枚に手書きで、演歌のタイトルが書いてあります。

観察して分かったのは、
1曲500円だったか、800円だったか忘れましたが、
選んだ曲をハーモニカで吹いてくれるというもの。

ラーメンや、たこ焼きなんかを商うのでなしに、
ハーモニカ演奏を商う「ハーモニカ屋台」ですな。

そのときは、往来の中に屋台だけがポツンとあって、
どういうわけか、店主(演奏者?)と思しき人が周囲におらず、
確認できませんでしたが、たぶん複音ハーモニカでしょう。

それにしてもお札の数は半端ではなく、
100曲は軽く超えていたと思います。

先を急いでいたので、立ち去りましたが、
いまから思えば、居続けて店主に会ってみておけばよかった。

ストリートミュージシャンのよくあるスタイルでは、
駅前とか、ガード下とか、演奏場所に座るなり、立つなりするわけですが、
こちらは、店?が丸ごと移動式というところに、凄味あり。

最近は心斎橋筋をあんまり通りませんが、
この「ハーモニカ屋台」、いまでも営業してはるんでしょうか。

複音ハーモニカと十穴


複音と10穴




さて、こんなことを思い出したのは、ふとしたことで、きのう、
私の「はもにか出前」の演奏を聞いていただいた方から、
妻を通して感想を聞いたからです。

「はもにか出前」については、いろんな機会にここでも書いていますが、
注文を受ければどこへでも、それこそ個人宅から市民会館のホールまで、
こちらから出掛けて行って、はもにか1本無伴奏で、
いろんな曲を楽しんでいただくという、私の活動スタイルです。

「音楽」と言っても、ライブハウスやコンサートホールまで、
お客様に出向いていただくものもあれば、
こちらから出掛けていくのも、また「音楽」です。
まして身軽な10穴はもにか。

「出前」に出掛ければ、謝礼をいただくこともあります。
その限りでは、はもにかを「商って」いるのであります。

きのう妻が夜に出掛けていた会合で、
以前、「出前」を聴いてただいた方(女性)が、

「旦那さんのハーモニカをまた聴いてみたい。
 あっさりと楽しめるから」

と仰っていたそうで、「また聴いてみたい」と思っていただけるのは、
「出前冥利」というものです。
次のお座敷がかからなければ、吹けば飛ぶような「はもにか吹き」は野垂れ死に。

「あっさりと楽しめる」

というと、さしずめ「立ち食いうどん」ような感じでしょうか。

「出前」のイメージは、「てんやもん」かも知れませんが、
そのうち、「しゅっ」と、「はもにか仕出し」も工夫してみたいものです。
あるいは屋台を引いて、「十穴屋台」とか。




コメント
>アドさん

いつか、松竹座か南座1日借り切ってライブ、
桟敷で「阿倍野支部御連中」の「総見」といきたいものですね。

【2011/06/22 20:29】 | こにし #- | [edit]
人間の魅力とは・・・それは「また」だそうです。

またあの人に会いたい・・・と。

私もこにさんの心のファンです。

大阪阿倍野支部のファン倶楽部会長です。
【2011/06/22 07:32】 | アド #- | [edit]












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プロフィール

こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。

▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006~
デュオ「こにしんぼ」などで神出鬼没。「出前はもにか」などで活動中

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