十五代目片岡仁左衛門

 2011-06-11
このところ、忙しいやらなにやらで、
歌舞伎見物と掛け声はできていませんが、
私は片岡仁左衛門家=松嶋屋の贔屓でございます。

大した応援もできない、自称「贔屓」ですけれど、
当代の十五代目仁左衛門さんのお父さんの十三代目さんに、
惚れてしまったのが高校生のころ。


高度成長期、関西で歌舞伎が滅びたとされる時代に、
私財を投げ打って自主公演「仁左衛門歌舞伎」を旗揚げされたのが十三代目。

生まれも育ちも関西の私は、そのことを知って、

「こんな歌舞伎役者さんがいてはったんや」


と感動したものでした。


学生時代、十三代目さんの菅丞相を見んとて、東海道線を夜行で東上して歌舞伎座へ。
そして京都南座・顔見世での最後の舞台の最後の日、
当代の十五代目さんが孝夫時代に、大病から復帰されての大阪での舞台(「お祭り」)、
そして十五代目の襲名披露の舞台などなど、声を掛けてきました。


十五代目襲名のときにいただいた法被と、
孝夫時代の手拭い(ここ一番のときに、懐に入れます)。


法被と手拭い



その十五代目の仁左衛門さんが、この間、
「朝日」夕刊のインタビュー記事、
「人生の贈り物」に登場してはりまして、
きのう付けの第5回が最終回でした。


「世の中が変わり、歌舞伎が『芸術』として見られるようになった今、
 役者も、人間としての『品格』を持たねばいけない職種になっています」

「関西で一度そうなったように、歌舞伎は、またいつ衰退するか分かりません。
 常に危機感を持って、仕事に対する自覚を持つことが必要だと思うのです」


歌舞伎界全体への警鐘であり、松嶋屋の心意気でしょう。


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こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。

▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006~
デュオ「こにしんぼ」などで神出鬼没。「出前はもにか」などで活動中

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