『続浪花風俗図絵』

 2011-01-13
正月明けに、梅田は阪急東通の古書店で、
『続浪花風俗図絵』を求めました。


著者は、藤原せいけん氏(1902~93年)。
昭和初期から、風俗画家、漫画家として活躍された方で、
私は学生のころ、『米朝落語全集』(創元社)の挿画で初めて知りました。

箱入りの和装本です。


続浪花風俗図絵1


1972年、杉本書店(大阪市此花区)の発行。
奥付を見ると、当時の定価で4500円。
限定1500部で「0105」の番号印が押してありました。

「続」とあるからには「正」もあるんだろうと思って調べると、
同じ杉本書店から、正編は1968年に出ていて、著者は三世長谷川貞信。

正続2冊揃なら一定の値段がするかも知れませんが、
古書店の店頭には藤原せいけん氏の「続」だけがあり、
1800円也でした。


明治~大正の大阪の庶民生活の風俗や生活が描かれています。
例えば「芝居茶屋」「髪結い」「立て版古」「旦那はん、御寮はん」「羅宇屋」…


続浪花風俗図絵2


すてきな絵が続いて、それぞれについて解説も付されています。
描かれた女性はほとんどすべてきもの、男性も多くがきもの、
きものが普段に当たり前で、「それ以外にはなかった」時代の風俗。

浪花=大阪が、いかに豊かな歴史をもっていることか。
落語の世界も彷彿。味わって少しずつ読んでいきたいと思います。


コメント
>番頭さん

1ページ目に「あきんど」の絵があって、

「おなごし(ツ)さん」「丁稚」「手代」とともに、「番頭はん」が描かれています。
縞のきものに黒羽織、白足袋、それに帽子というイデタチです。

写真の左の絵は、「古着屋」で、試着して寸法を当っているところですな。

私の祖母(大正生まれ)も、よほどのとき以外はきものでした。
番頭さんのおばあさま同様、
とくに冬場は防寒を兼ねて(京都の実家は室内でもよほど寒い)、
薄いショールをいつも巻いていました。

【2011/01/14 08:02】 | こにし #- | [edit]
このタッチは見た事があります。

たしか「スチャラカ社員」や「てなもんや三度笠」の番組テロップもこの方の挿絵が使われていたような気がします。

左の絵は何をしているのでしょうかね?

仕立て上がった着物の寸法を見てるのでしょうか。

半襟が汚れない様に掛ける手ぬぐい、死んだ婆様がよくやってました。(笑
【2011/01/13 23:04】 | 番頭玉三郎 #- | [edit]












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こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。

▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006~
デュオ「こにしんぼ」などで神出鬼没。「出前はもにか」などで活動中

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