布のちから

 2010-12-29
先日、梅田にオープンした「MARUZEN&ジュンク堂書店」で求めた内、

法政大学教授の田中優子さんの近著、
『布のちから 江戸から現在へ』(朝日新聞出版)


布のちから


「MARUZEN&ジュンク堂書店」では、上の階から順に見て回りましたが、
「きもの」コーナーより先に、「工芸」のコーナーを見て、
そこにありました(きものコーナーにあったかどうかは、覚えてません)


コーディネートとかの本もいいけれど、
こうした書物が、もっともっと、読まれるようになってほしい。

すでに2読しましたが、そこから考えたことは追々また記すとして…(来年)、

例えば、「結ぶ、解く」という章(192ページ~)、冒頭に、


「今日一日の中で、何かを『結んだ』あるいは『縛った』であろうか」。


とあります。


きもの暮らしに不可欠な「結ぶ」という動作・営み。

洋装だけの暮らしなら、あまり、というかほとんど出番のないことですが、
それでも私は、和装・洋装を通じて、下着は越中ですので、
きものを着ない日でも、最低でも一日一回は「結び」ます。

帰宅して家で着るだけの日でも、台所に立つということで、
前掛け、それに、タスキ。


けっこう、「結んで」います。



「MARUZEN&ジュンク堂書店」がらみではありませんが、
ついでにもう一冊。きのう、天神橋筋3丁目の「天牛」で求めた、
鶴見和子さんの『きもの自在』(晶文社)。


きもの自在


これは先年、入手して、男のきもののことは出てきませんが、座右の書です。
この間、貸し出し中なのですが、折に触れて立ち返る書物でもあり、
古書店で見つけてこれ幸い、と求めました(850円也)。

あらためて読むと、「髪」について鶴見さんが言及されている部分、
いままではあまり意識しませんでしたが、今回、急に光が当った感じ。


「洋服だと、かなりぼさぼさでもそれがかえってしゃれていると見られることもありますが、
きものだと見苦しくなります。きものは襟元をすっきりすることが大事です。かといって
固く結いあげるときつくなります。歳をとればいっそうのことです」(163ページ)む


女性が「きものを着ること」から遠ざかる要因の一つに、
「髪」をどうするか、ということがあると、思っています。


うちの奥様は、ショートカットなので、
洋装でも、きものでも、いわば「いけいけ」で融通できていますが、
これから歳を重ねていくことを展望して、
染めるのをいつまでするか、どんな髪型にするか、
折に触れて、夫婦で語り合っています。


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プロフィール

こにし すすむ

Author:こにし すすむ


京都・西陣生まれ。大阪の「勤め人はもにか吹き」です。

木綿を中心に、普段のきもの暮らしを楽しんでいます。

▼2005
FIH JAPAN第25回コンテストブルース部門1位
▼2006~
デュオ「こにしんぼ」などで神出鬼没。「出前はもにか」などで活動中

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