きもの暮らし・満2年の小括
私が着たいきもの または 深大寺さんの本
2009-03-05
きもの好きのみなさんにとって、「いつかは着てみたい」という、憧れのきものがあるかと思います。
私の場合はどうか。
織るや西陣(弐) 私ときもの(23=了)
2008-11-06
うちに「解体屋はん」が来た日は、私は学校に行っていて、帰ったときには、
すでに工場は、がらんとしていました。
そういう日がやってくる以前に、祖父は織り手でしたが、
すでに私の父は大学出の会社員でした(織物会社ですが)。
私の代となっては、
西陣の賃機を「継ぐ」、どころの話ではありませんでした。
実社会・実生活ときものがどんどん隔絶し、
その上に、景気の浮沈の中で、
西陣の変遷がどういうものであったか、
データに裏付けられた正確な記録をまとめる余裕は、
今の私にはありません。
ここでは、子どものころの記憶に頼っているだけで、
逆に、知らないことが余りにも多いと痛感していますが、
いつか、自分自身が生まれ育った西陣の運命を、
きちんと調べて、整理しなければと思っています。
織るや西陣(壱) 私ときもの(22)
2008-11-05
飛び飛びに書いてきた連載「私ときもの」ですが、今回のテーマでひとまず最終回。
締めくくりに、私が育った京都の西陣のことを、
書いておきたいと思います。
ひところ、「私は西陣の織物屋の生まれで…」
と自己紹介すると、
「どうして、跡を継がなかったのですか」
と聞かれることが、よくありました。
「きもの暮らし」を始めると、こんどは、
「西陣のお生まれですか、それできものなんですね」
といった声もあります。
みなさん、西陣の織屋ということで、
ある種のイメージがあるのだと思いますが…
『きもの自在』〜夫婦できもの(弐) 私ときもの(21)
2008-11-04
「活字中毒」「本の虫」というほどではないと思いますが、書物、紙に印刷された文字を読むのが好きです。
仕事上の必要に迫られて読む本や各種資料も「たいがい」ですが、
それ以外、愛着のある本は、同じものを繰り返し読みます。
そのときどきの問題意識や、いろんな体験を経る中で読むと、
新たな「気付き」を与えてくれる書物たちです。
本を「ひもとく」というよりも、
会ったことはない、また会えることのない、その本を著した方に、
「相談に行く」といった感じで、読むのは、幸せなひとときです。
きもの関連でいえば、そうした1冊が、
故・鶴見和子さんの『きもの自在』(晶文社 1993年)です。

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